Upjohnを讃えよ

一晩中音を止めないで

医者に君の病名は何かと聞かれたので考えた

以前の記事で、自立支援の為に診断書を書いてもらったという話を書いた。

今月、自立支援の更新〆切ということで、何年かぶりに診断書を書いてもらいました。

ICDコードF32、うつ病というやつです。

感情の不安定、様々な身体症状を認め、H27年6月25日当院を受診、うつ病を診断、以後外来通院治療を継続している。

ということだそうです。

 

H27年6月25日というのは、私が大学に入学した年でした。

別に大学に入るまでが正常だったかというとそんなことはなく、

通院していないだけでずっと異常でした。

先日、いつも通り大量のお薬の処方箋を貰いに精神科に行った際、

たまたま医者ガチャで良い先生に当たり

(基本的に治療に消極的なので担当医をつけてたりつけてなかったりする)

(4月のガチで死のうと思った時に担当医に見放されたので切っていた)

 

「君のカルテを見ているけれど、結局君は鬱病なんですか?パニック障害なんですか?ADHDなんですか?」

と聞かれた。

 

いや、そんなこと患者に聞くなよって感じですが、

どの診断もイマイチしっくり来ていないのが現状です。

 

◆現在服用している薬

ストラテラADHD治療薬) 一回1錠

 →前の担当医に「君は鬱じゃなくてADHDなんじゃないかな」と言われ

  確かにADHDなので出た。

  あんま効いてる感じはない。

 

・クエチアピン(統合失調症治療薬) 一回2錠

(3年前にこれ+頓服で最大量もらってた。最近こっそり1錠に減量。安定している)

 →レクサプロを飲むと脳みそがピシピシして眠れないので追加で出た。

  家系的に統合失調癖があるので、適切だと思う。幻聴や幻覚におびえずにすむ。

 

トリアゾラム眠剤) 一回1錠(去年は2錠だったが減った)

 →転職してから飲まなくても寝れるようになった。

  時々寝付けないときに飲んでいる。

  眠剤は色々試したが、結局ハルシオンが最強で心の拠り所になっている。

  父親も服用している。

 

アルプラゾラム(抗不安) 一回1錠×2

 →パニック発作の予防で飲んでいる。

  ずっとこの生活を続けているので飲み忘れると恐怖で普通に発作出る。

  いずれ減薬したいけど、仕事に支障が出るので軽率な減量は難しい。

  →最近流通が死んでるのでワイパックスロラゼパム)に変わった。

 

エチゾラム(抗不安) 一回1錠(前は更に頓服で出ていた)

 →日中の活動時間が長いとアルプラゾラムが切れて発作が出るので必要。

  父親も服用している。

 

・レクサプロ(抗うつ剤) 一回2錠

 →慢性的な鬱に効くのではとのことで飲んでいる。

  プラシーボな気もするが、一応今は前よりか安定している。

  飲み忘れると脳みそがミシミシして発狂しそうになる。

 

リフレックス抗うつ剤) 一回1錠

 →レクサプロを飲んでも死にたいので前の担当医が増やした。

  

◆前に処方されたけどクッソ合わなかった薬達

ジェイゾロフト抗うつ剤

 →脳みそがざわざわして人を殺したくなる。

エビリファイ抗うつ剤

 →脳みそがざわざわして人を殺したくなる。

・リーゼ(抗不安)

 →不安が勝ってなんの役にもたたなかった。

  当時の担当医にキレて処方箋を破って捨てた。

アモバン眠剤

 →苦すぎ。しかも寝れない。生活が困難すぎて翌日変えてもらった。

・ルネスタ眠剤

 →まったく寝れない。

 

◆症状

 

・突発的な希死念慮

 理由よりも先に「早く死んだ方がいいな」という結論が来る。
 世界に絶望した時や、些細なことがきっかけでそういう思考になる。

 綺麗な物や美しい物、幸せな情景・楽しい感情などが脳みそで処理できなくて一刻も早く死にたくなる。

 他人が死んでいく、という意識に引っ張られて絶望することが多い。

 苦痛で、どうしようもないので自傷で気を紛らわすか、デパスを飲んでじっとしていることが多い。

 

・情緒不安定

 急に死にたくなる。急に人を殺したくなる。悲しくなるし、異常にハイになることもある。一晩寝れば戻る。

 

自傷癖(切る、焼く、抜く)

 死にたいなと思った時、もやもやする時、イライラする時に切る。
 死なない代わりに根性焼をしたりする。
 最近は夜職に支障が出るので腕時計で隠れる部分のみに控えている。
 毛を抜く癖が抜けない。(駄洒落か!)
 もともと母親が抜毛症で、それの真似をしていたら戻らなくなった。

 

・不眠

・幻覚(基本的に人間。黒い。こちらを見ている)

 昔は霊感だと思っていたが、大学で学んだ結果病的な物だろうと思う。
 ぼんやりとした黒い人間の影が見えることがある。
 こちらをずっと見ている。
 幼少期からあった。
 クエチアピンのお陰で最近は出ない。

 

・幻聴(人が小声でしゃべるような音)

 ソワソワとかシャカシャカに近い音感で聞こえることがある。
 不眠とセットで出やすい。
 クエチアピンのお陰で最近は出ない。

 

・自己肯定感のなさ

 基本的に自分に価値はないという思いが出る。
 「これに関しては自分の方が長けているし、負けないぞ」というのはある。
 が、「でも結論的に価値はない」と思っている。

 他人からの好意「君が死んだら悲しい」など、が正常に受け取れない。
 「そうなのか、うれしいな、でも自分に価値はないんだよ」と思う。

 

・完璧主義

 そういった傾向がある。
 完璧ではないので価値はない。
 「価値はない」は「一刻も早く死ぬべきだ」という思考につながることもある。

 

・破滅願望

 全てを台無しにしたい。
 ギリギリで踏みとどまっているが、実際倫理に反したことはよくしている。

 

・発話不可になる。

 笑いが止まらなくなる。

 

 幼少期からある。
 親が一方的に怒っていて「あんたはどう思ってるの!」と言われた時に
 口が動かないというのがよくあった。
 「なんで何もしゃべらないの!気持ち悪い!」
 と言われても発話が出来ないし、馬鹿だなぁと思うので勝手に笑いが出る。
 大学を留年した時も笑いが止まらなかった。
 教授に「お前おかしいよ」と言われたのを覚えている。

 最近だと4月に死のうと思って精神科に行って、
 医者に「あなたに出せる薬はもう ありません」と言われて笑いが止まらなかった。
 診察が終わっても笑っていた。

 

・二極思考

 別にこれは普通だと思う。二極思考で考えた方が人間にとって都合がいいと思う。

 

見捨てられ感と自己否定感

 実際、見捨てられている。親とか、自分を全面的に受け入れる人や空間がない。
 一刻も早く死んだ方が良いと思う。

 

パニック発作(どこでも出る)

 軽い発作は幼少期からあった。
 通院のきっかけになったのは大学1年の時にバイト帰りの電車内で起きたもの。
 視界が暗くなり、呼吸が出来なくなる。心臓の動きがおかしいと思う。
 死ぬと思う。体が動かせないという恐怖と、誰も自分を助けてくれないという恐怖。
 体が震える。不安が不安を呼び、苦しい。かなり死に近い感覚。
 どうしようもないので自傷で気を紛らわすか、デパスを飲んでじっとしていることが多い。
 父親もパニック障害で救急車を呼んだこともある。

 

・フラッシュバック(主に両親からの叱責)

 何かしらのきっかけで過去の情景が脳内に流れ、離れなくなる。
 両親が泣き叫んでいることが多い。
 酷く悲しくなるし、一刻も早く死にたくなる。
 なぜあの時死ななかったのか、両親を殺さなかったのかと思う。
 頭から離れないので、その日は早めに睡眠薬を飲んで寝ることにしている。

 

・性的逸脱

 複数人と関係を持つことが多い。
 破滅願望と、自己肯定感のなさから来ている。
 なんかもう色々とダメなので、割り切っている。
 自分の価値を下げて破滅に突っ込んでいく時、何とも言えぬ快感がある。
 ダメな人間として、ダメなように生きていこうと思っている。
 別に困ってはいない。

 

・解離と離人

 過去の情景がフラッシュバックした時や、希死念慮離人感が悪化する。
 すべての物が遠く、等しく無価値に思える。
 無感情で人を傷つける自信があるので、社会的にふるまわないといけない状況で離人感が出たときは腕を切って何とかすることが多い。
 まともな発話が出来ないので、代理人格を呼び出して発話をしてもらう。
 意識の共有は出来ているので(多分)解離性同一性障害ではないと思う。
 ぼくは冷静に物事を判断して処理できるので、車の運転などをお願いする。
 俺は最近いない。必要がない。

 

 

以上を踏まえた私による私の診断結果は
典型的な境界性パーソナリティ障害です!!!

あと、パニック発作PTSD気分障害と強迫障害が合併してます!!!
診断おわり!!!

 

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~おまけ~

幼い頃、言葉を話さなかったので
病院の定期健診(低出生体重児の経過観察)で自閉症の検査をされた。

自閉症ではなかったが、
その時の検査結果でIQが130あってギフテッドの診断が下りた。

(IQは幼い時の方が高く出やすいので、今はもう凡人レベルだろと思っている)

それを思い出して久しぶりにギフテッドのwikipediaのページを眺めていたら、
結構精神的問題の根幹がそこにありそうだというのが分かった。

今さら知ったけどアインシュタインと同じ感じだった。へえ。アッカンベーですね。
確かに幼少期、母親がよくアインシュタインの本を読んでいた。

非常に興味深い記述

私は、幼少期~学童期の両親からの過干渉や諸々を受けており、そこでPTSDや鬱を併発しているんだろうとは推測出来るものの、元々幼少期から鬱気質だったのが引っかかっていた。ギフテッドということなら成程、と納得できるので新しい発見だった。


まさにこれだった

なんというか、みんな不幸なんだな。

ギフテッドと診断されたことで舞い上がった両親は、私に学習を強制させて伸ばそうとしたが、注意散漫な私のせいで目論見が外れ、家庭が崩壊していく。

それに伴って私も精神障害を拗らせ更に勉強をしなくなっていく。

なるほどですね。

改めて調べてみると色々関連がありそうなので、今後もしんどいときに調べてみようかなと思います。

少しずつ生きるのが楽になるといいなぁ

www.youtube.com

記事の終わりに最近聞いてる好きな曲を貼るのだったというのを思い出してリコリコ。